春合宿in沖縄

We are TABINCHU(旅人)



3日目

 旅も大詰めの最終3日目である。初日泣く泣く断念した玉泉洞王国村へ行くため、6時起床、6時半朝食というトラベルにしては異常に早い行動開始である。今日のDriversJoh&村である…はずだった…。駐車場へ移動し、車の準備をする。しかし、何故かハザードを点滅させるJoh’sカー。トランクを開けてくれと言われハザードをつけてしまったらしい。小ネタを挟みつつ(本人はネタやなしマジで分からんかったらしいが)いよいよ発進である。N野さん山本姉妹に短い人生やったなあとあおる。クリープで進むJoh…停止…降車…Driverチェンジ。「え゛っ!?」わずか5mでJohDriverデビューは終わりを迎えた。Johいわく“クリープだけで高速とか走んは無理でしょう。”“いやそら無理やわ”と思わずつっこんでしまう面々。「寿命みじか!」出発でいきなりのアクシデントだったが、途中でメンバー愛用(通る度に立ち寄る)の中城(なかぐすく)PAで休憩しつつ高速で一気に南下する。高速を降りてからも、村カーがガードレール1.5cmに接近したのを除けばほぼ順調に走行し、無事目的地へ到着。

中城(なかぐすく)
パーキングエリアにて。

 王国村のチケット売り場の女性にN野さんが「U.N.の気分は上々」に出ていた金髪美女のことで執拗にからむ。全くややこしい人だ。さらにトイレの乳児用標識の前でややこしい写真を撮る。恥かし…。そんなことをしつつ、日本2番目の規模の鍾乳洞へ。入口で琉球美人と共に記念撮影をすることになっているらしい。みんなおとなしく写真に収まり、ようやく洞内に進む。中はひんやりしているのかと思いきや、温かい、って言うかむしろ暑い。しかも長い…。さすが日本最大級である。歩くには体力を要したが、なかなかに迫力のある世界が広がっていた。ハセさん靴底が薄いため、洞内の地面の凹凸を直に感じる。しかし、マッサージになるというより余計に疲れる。洞の終盤にハブ薬草酒古酒蔵があったのだが、N野さんも10年ほど熟成させてもらっては?

玉泉洞入り口にて。
真ん中の3人がなんかおもろい。
なんか命やってるみたい。 玉泉洞鍾乳洞写真@ 玉泉洞鍾乳洞写真A 鍾乳洞内の滝B 魔人の森+N野さんの手 玉泉洞鍾乳洞写真C 玉泉洞鍾乳洞写真D

 洞を出て、この旅3度目となる亜熱帯植物ゾーンを通り、琉球王国城下町ゾーンへ。ここで沖縄の獅子舞?みたいなやつと記念撮影。初めは後ろを通り過ぎる隙にちゃっかり一緒に写るつもりだったが、無料と分かり、全員で写真に収まる。このあたりが関西人である。ハブ酒の製造過程(ハブがぎっしり)などをみつつ、一行は出口へと向かう。途中、鍾乳洞入口で撮った写真を販売してる場所に来る。あまり売れていないようだったが我らがハセさん購入。2枚しか用意してなかったみたいやけど、全員が買う言うたらどうするつもりだったのか…?かなり歩いたので冷たいものが欲しくなった我々は、アイスを食べることに。ここまで来て普通のアイスを食べるわけにはいかず、酵母アイス、紅イモアイスなどをchoice。個人的には酵母アイスは美味いと思うが、みんなには結構不評。ビール風味でなかなかいけるのに…。

ハブハブハブハブ ビールの味がする
酵母アイス(まじでします)。

アイス休憩をとったところで、時間を考えてレンタカーを返しに向かう。旅も終わりが近づく。那覇へ向かう途中でハセさんオートマのローギアで引っぱる。やはり、アツいバスに触発され、オートマレンタカーでは満足出来なくなってきているらしい。しかしこのローギア走行の影響が返車前の給油時、N野カーより若干高い目のガソリン代に表れる。ガソリンスタンドで、乗ったまま洗車してもらい、喜屋武岬での砂利・轍走行の証拠を隠滅する。N野さんは洗車中に車内で写真を撮っていた。これをみて梨和子ちょっとひく。初めて洗車機の中に入り興奮気味にスタンドを後にする。傷による追加料金を請求されることもなく、無事車を返し、例のマイクロバスを待つ。待合室はやはり行きと同様「スーパーハウス」。帰りのマイクロバスは土産を買い込んだ観光客ばかりなので、異常に込んでいる。それにしてもオバチャン連中の荷物は多すぎである。一体何席取ったら気がすむのか。Johはオバチャンの犠牲になり、頭を天井にぶつけそうになりながら立ち乗りする羽目に…。一番デカイJohが立つと小さなバスではかなりの威圧感である。

無事空港に着いたボロバスのとなりには某N本レンタカーのバスが止まっていた。比べると益々ボロい。よく見ると、車体上部にガムテープが…。洗車機通れんのちゃうか…。出発までの間、飯&買い物のフリータイムとなる。もう沖縄料理を食べる者は少なくなる。しかしN野さんはミミガー丼を注文。そして各々が買い残したものを調達。検査用に「Dr.pepper」を買うJohの姿も。ゆっくりしていると時間ギリギリになり、急いで手続きをして搭乗口へ。せっかく1つにまとめた荷物から割れ物を出すのがめんどくさく、2人ほど(MN)「割れても文句いいません」的な誓約書にサインする。そしてお約束の金属探知機が迫ってきた。やはり探知機は彼のことを忘れてはいなかった…。Johが通るとすかさず反応。周りはネタ的に喜ぶが、本人若干へこみ気味。去年でも行きしか引っかからんかったのにとつぶやくJoh。

那覇空港の店にて昼食@ 那覇空港の店にて昼食A

帰りのフライトは大した事件もなく(寝てたから分からんけど…)無事関空到着。預けていた荷物を受け取り、村山が「あ゛っっ!!」っと中身が割れているかの表情をするとN野さんマジで焦る。その後、解散を前に到着口のところでJ○Sのミッフィーちゃんを強引に移動し、記念撮影。RIKAZUKOを除いてミッフィーという柄ではないのだが…。建物を出たところで軽く集り、解散となる。細川JRで帰り、残りはバス組となる。その中でN野さん1人だけ方面が違うため、長時間待つことになる。バスで出発する我々を寂しそうに見送るN野さんであった…。それはまるで一人バスに乗り遅れたかのようだった。全く最後までおいしい人である。

関空に戻ってきましたー。

無事神戸に到着し、行き交う人がマフラーなどしている姿に、まだ冬であることを感じつつ、トラベル春合宿in沖縄は完結を迎えた。




あまり計画的とは言えない旅でしたが、参加して下さった皆さん有り難うございました。特に四回生のお二方には、運転をして頂き助かりました。皆さんがそれぞれ楽しんで頂けたようで何よりです。でもN野さんの親父ギャグはいけてなかったです。木川さんやないけど、1回生の子らこれでやめたりしないでね。また是非第二回沖縄旅行を開催しましょう。